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ガイソー大和店

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ガイソーウォール無機Zで外壁塗装

2022.08.12

外壁塗装工事をご依頼いただいた座間市にお住まいのお客様宅をご紹介いたします。

 

弊社HPをご覧になり、外壁塗装を検討中なので建物全体の点検をお願いしたいとの事でお問合せいただきました。築32年の3階建て一戸建てです。

モルタルの吹き付け塗装の外壁には、経年による汚れの沈着のほか、クラック(ひび割れ)が何か所か見られました。

 

 

外壁にクラックが発生する原因は主に4つあります。

①経年劣化

外壁は時間の経過とともにどうしても劣化はしていきます。

劣化が進むと、外壁表面にクラックが生じてしまうことがあります。

外壁表面に発生しているクラックの多くが経年劣化が原因です。
また、外壁継ぎ目やサッシ開口部におけるシーリングについても、経年劣化が原因でクラックが発生します。

 

②外壁塗装工事の施工不良

外壁塗装工事で施工不良があった場合にも、クラックが発生することがあります。

(塗装業者による施工内容の不備及び手抜きなど・・・)

外壁塗装工事が完了した後、数ヶ月でクラックが発生した場合は施工不良の可能性が高いです。

メンテナンスをしてから数ヶ月でクラックを起こすことは基本的にはありません。

 

③地震による揺れ

地震が発生した際に、その揺れが原因となり、外壁にクラックが発生することも多くあります。

この場合は、表層の外壁塗装だけではなく、外壁材や建物内部の重要な構造体にまでひび割れが生じている可能性もあります。

 

④大きい車や電車による振動

トラックや電車などが近くを通る際には、少なからず振動が発生しています。

この振動が地面を伝い、お住まいに振動を与えています。

それによって外壁にクラックが生じてしまうことが稀にあり、大きな道沿いや線路付近のお住まいは振動を受け続けているので、外壁のクラックが発生しやすい傾向にあります。

 

話を戻しまして・・・

今回のお客様宅は①の経年劣化により発生したクラックのようです。

下塗りに微弾性フィラーを採用し下地の修繕をしっかりと行ってから、主剤を施工する外壁塗装工事をご提案させていただきました。

 

まずは外壁塗装工事の下地処理、洗浄からスタートです。

 

 

弊社オリジナルのバイオ高圧洗浄「ガイソーパワークリーナー」で外壁の汚れを根こそぎ落としていきます。

通常の水洗いによる洗浄は、たとえ高圧洗浄機を使用したとしても表面上の汚れしか落とすことができません。

また、どんなに主剤(上塗り・中塗り)が高級で高性能な塗料であっても、汚れが落ち切れていない状態での塗装では塗料と塗装面の密着が悪く、わずか数年で剥離することも。

「ガイソーパワークリーナー」は通常の高圧洗浄では落としきれない0.001mm未満のピンホールに潜んでいる汚れまでしっかりと洗い流します。塗装における下地処理はとても重要な工程なのです。

 

そしていよいよ外壁塗装の工程に入ります。

まずは下塗りです。

 

 

下塗りには「微弾性フィラー」を採用。

塗装に使われる下塗り用の塗料には「フィラー」「シーラー」と種類があります。

塗装とは下塗り→中塗り→本塗りという順番が基本になっていて、下塗りを含む下地処理を施しておく事で、中塗り・上塗り塗料の密着力が高まり、塗料の良い性質を存分に引き出す事ができます。

 

今回採用している「微弾性フィラー」はフィラーとシーラーの機能を兼ね備えていて、モルタル外壁の凹凸やクラックを埋めて、下地を滑らかにする補修用下塗り材です。

フィラー「filler」=「埋めるもの・詰めるもの」という英語が語源になっています。

(シーラーはシール「seal」「シールする・接着する・覆い隠す・塞ぐ」という英語が語源となっていて、下地の状態・素材・使用する上塗り塗料に合わせて適切なタイプを選んで使用します。)

モルタル外壁は硬くてクラックが起こりやすい外壁なので、そこに硬い塗料を塗ってしまうとすぐに割れてしまいます。ですが、「微弾性フィラー」で塗膜に弾性を持たせることにより、クラックがある外壁に塗ってもその動きに追従する性能を持ち合わせているので、モルタル外壁の下塗りにはとても重宝されています。

 

続いて、中塗り・上塗りです。

 

上塗りでは厚めに塗装をして、強い塗膜を作っていきます。

主剤(中塗り・上塗り)で採用した塗料は、弊社オリシナルの「ガイソーウォール無機Z」です。

こちらの塗料は「ラジカル反応制御型塗料」と言って、紫外線が当たることによる劣化(ラジカルの発生)の進行を遅らせる働きがあります。また、無機成分「オルガノポリシロキサン」と「4 フッ化フッ素樹脂」を融合させた最上級の無機・有機ハイブリッド塗料で、紫外線は勿論、雨風からも大事なお住まいを守り、長期に渡って美観を保たせる事ができます。

 

 

 

また、付帯部塗装でもホワイト系を塗装しました。

金物のシャッターや庇には、錆止めを下塗りで施工しています。

 

 

外壁塗装工事の完成です。

上の写真が施工前、下が施工後となっています。

この度の外壁塗装でお選びになられたカラーはホワイト系のW-01です。

艶のある明るい外壁は、まるで新築のように仕上がりました。

 

 

ガイソー大和店マルセイテックでは、外装工事のご相談を随時受けつけております。

外壁の塗装、屋根の塗装、外壁サイディング、屋根葺き替え等、検討されている方のお悩みを是非お聞かせください。外壁診断士の資格を持ったスタッフが、お客様のお声にしっかりと耳を傾けて最適なプランをご提案いたします。

見積・点検・相談は無料です。どうぞお気軽にお問合せください。

 
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