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ガイソー大和店

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海老名市にお住まいのB様邸にて屋根修理のご依頼をいただきました。

2018.11.14
 こんにちは、ガイソー大和店マルセイテックです。

11月は大小様々な催しやイベントがあるので、お目当てのイベントが重なると何を優先にするか迷ってしまいますね。
ショッピングモールはすっかりクリスマス推しです。
雑貨屋さんも、食品売り場も、クリスマスムードが満載で、歩いているだけでわくわくしてきます。

そう言えば子供の頃、お菓子の入った長靴に憧れていました。
私は一度も買ってもらえないまま今日まで来てしまいましたが、只今次男がその長靴に夢中になっています。
子供ってこういう時、好きなキャラクターは浮き出て見えるんでしょうか。
私には〇〇ライダーも、〇〇レンジャーも同じに思えるのですが・・・
迷うことなく一番気に入っているキャラクターの、一番大きな(=お値段も一番大きい)長靴を手にしていました。
まだ買いませんよ。だって、サンタさんが来るまでもう少し時間がありますから。




さて今日は、海老名市にお住まいのB様邸にて、屋根修理のご依頼をいただいた件についてご紹介します。

B様邸は築8年。
築年数は決して古いわけではありませんが、こちらも夏の台風24号の被害に遭われたようです。
夏の台風以降、台風通過直後に比べるとお問い合わせも随分落ち着いてきましたが、
それでも未だに台風被害に関するお問い合わせやご相談をいただきます。

今回B様の場合は
ご近所さんから「気のせいだったらいいんだけど、屋根飛んでない?わかんなかったら、見てもらったほうがいいよ」と言われてね。
自分じゃ確認することができないし、調べてもらえないか?


というご相談をいただきました。

この屋根の異常を知らせてくださったご近所さんは、B様邸の前に建っているマンションにお住まいなんだそうです。
玄関を出られたところの眼下にB様邸があり、いつも何となく見ていらっしゃったんだとか。
そこである日違和感を感じられて、よくよく見てみたら・・・
もしかしたら屋根が飛んでいるんじゃないかと教えてくださったんだとか。

こういうご近所さん同士の繋がり、とってもありがたいですよね。

早速屋根診断のためB様邸にお邪魔させていただき、屋根に登らせてもらいました。
すると、ご近所様のご指摘通り、スレート屋根の一部が飛んでいました。




そこで今日は、近年見かけることがぐっと増えたスレート屋根について、皆さんと理解を深めて行こうと思います。


◎スレート屋根の「スレート」ってなに?
厚さが5mm程度の、薄くて平らなセメントの屋根材です。
2004年以前に製造された製品には、発がん性物質として知られるアスベストが入っています。


◎スレートのメリットにはどんなものがあるの?
①デザインがシンプルなので、ほとんどの住宅に合う
スレートのデザインは、薄い板状でとってもシンプルなものです。
そのため、ほとんどの住宅にフィットします。
カラーバリエーションも豊富なので、好みの色を探すことが容易にできます。

②お財布に優しい
スレート本体は、実は瓦よりもお値段が張ります。
しかし屋根材の中ではサイズも大きく加工がしやすいため、トータルバランスで考えた場合安価で仕上げることが可能です。

③家に優しい
瓦屋根と比較すると、スレート屋根は随分軽量になります。
屋根が軽量化されるということは、建物の重心が低くなりますので、地震が発生しても揺れが少なくなり、倒壊リスクを減らすことが出来ます。

④対応できる業者が多い
スレートは屋根材の中でも、かなりの高い普及率となっています。
そのため、対応可能な業者も多いです。
対応可能な業者が多いということは、業者選びの際に選択肢が増えますし、何かあった際に修理を依頼する事態が発生しても安心です。


◎スレートのデメリットにはどんなものがあるの?
①割れやすい
屋根診断で屋根に上がらせていただくと、ほとんどの建物と言っていいほど亀裂が入ったものに遭遇します。
瓦屋根や金属屋根など他の屋根材と比べた場合、踏み割れなどで破損してしまうケースが多いです。

②再塗装などのメンテナンスが必要
スレートは永久的な屋根材ではありません。
建物の立地や環境などで若干の差は出てきますが、基本的に10年程度で再塗装が必要です。
雨に含まれる酸にも弱く、経年劣化をします。
経年劣化を放置したからと、いきなり雨漏りになるというわけではありませんが、見た目は悪くなります。
また、北に面した屋根には、コケが生えることも多々見受けられます。

③古い製品にはアスベストが含まれている
2004年以前に製造された製品については、アスベストが含まれている可能性があります。
屋根に乗っている間は心配ないのですが、修理や解体をする際には飛散するため、注意が必要です。
また、アスベストが含まれた材料の処分費用についても、年々高くなってきます。


◎メンテナンスはどうしたらいいの?
①塗装
デメリットの②でも述べさせていただいていますが、基本的に10年~15年スパンで再塗装が必要となってきます。

②板金部分のメンテナンス
築10年~15年の物件で「板金部分の部材が剥がれてきている」というご相談を多く受けます。
この「剥がれ」の多くは、屋根の一番上の部分である棟をカバーする部材の劣化です。

③定期的に業者点検を
スレート屋根は割れやすい部材であるということを考慮して、5年スパンでの点検を受けられると安心です。
また、この夏大きな被害をもたらした台風などの災害後も点検をしておくと、更に安心だと思います。


いかがでしょうか。
メリットだけではなく、デメリットやメンテナンスについても知識があれば、いざというときに決断材料の1つになりますよね。

B様邸の屋根は、幸い下地への影響はなく、スレート交換のみで済みました。
火災保険も利用されましたので、持ち出しをすることなく修理が済み、安心してこれからの季節をお過ごしいただけると思います。
早めの対応って、大切です。

お気軽にお問い合わせください。
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