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ガイソー大和店

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海老名市にお住まいのK様邸にて屋根カバー工法のご提案をさせていただきました。

2018.11.29
 こんにちは、ガイソー大和店マルセイテックです。

少し前の話になりますが、11月22日(木)は『いい夫婦の日』でしたね。
この日は婚姻届を提出される新ご夫婦も多かったようです。
我が家のいい夫婦の日はと言いますと、ちょうど次男が発熱していたため特にイベント的なことは出来ず、
いつもより少しだけ”豪華風”な夕食と、日頃の感謝の言葉を伝え合って終わりました。
このブログをお読みになっている皆さんは、どのような『いい夫婦の日』をお過ごしになられたでしょうか。





さて今日は、海老名市にお住まいのK様邸にて屋根カバー工法を提案させていただいた件についてご紹介します。

K様邸は昔からある住宅街にあり、築15年の2階建てです。
お子様は既に独立され、現在は50代のご夫婦でお暮らしでいらっしゃいます。

お家を建ててから15年経過したが、これまで一度もメンテナンスらしいメンテナンスを行なってこなかった。
夏の台風のこともあるし、これからの季節を考えても不安になってきたので、屋根診断をお願いしたいんだけど・・・


とお問い合わせをいただいた次第です。

早速診断士の資格を所有しているスタッフがお邪魔させていただき、屋根を拝見させていただきました。

すると、色褪せは勿論ありましたが、既存のスレート屋根に欠けを確認しました。
また、錆、苔やカビなど、小さな劣化が幾重にも積み重なっている状態でした。




外壁診断や屋根診断をご依頼いただいたお客様へは、診断結果報告書をお渡ししているのですが、
ひとまずその場でお写真にて、ご自宅の屋根の状態を確認していただいています。
お写真をご覧になられたK様ご夫妻は、予想されていたよりも酷い状態に大変驚かれ、
何とか綺麗にして安心して暮らせる屋根にして欲しい!と仰いました。

お話を伺っていくと、現在のお住まいはK様ご夫妻で取り壊す予定だということでした。
また出来れば工期も短く、費用面も安い方がありがたいというご要望もいただきました。
そこでK様邸の屋根の状態とご要望を総合的に考え、仮提案としてカバー工法をお話させていただきました。


そこで今日はスレート屋根とカバー工法について、皆さんと理解を深めていきたいと思います。


◎スレート屋根の寿命ってどれくらいあるの?
一般的に新築もしくは前回のメンテナンスから10年経過していれば、定期的な塗り替えを行なうと良いとされています。
スレートはセメントが主成分であることから、防水性はありません。塗装を施すことによって防水性が保たれているのです。
日々紫外線や雨水に当たっているスレート屋根は、時間の経過とともに劣化がすすみ、防水性が薄れてしまいます。


◎劣化の種類にはどのようなものがあるの?
屋根に上がってその状態を確認をされることは大変危険です。
下から屋根を見上げる、または近くにご自宅の屋根が見える高い場所があれば、そこから観察をするなど、
見える範囲でチェックされるとよいと思います。

①色褪せ
色褪せは見た目の問題だけではなく、防水効果が薄れてきているという屋根からの声です。


②藻やカビ
こちらも防水効果が低下しているサインの一つです。
防水性が低下すると、雨や湿気などの水分を吸収します。
そして主に北側の屋根など、日陰になっている部分では、そのスレート箇所に藻やカビ、苔などが発生します。


③ひび割れ
防水性が低下している屋根は天気の良い日と悪い日の繰り返しにより、乾燥と吸水を繰り返しています。
その度に収縮と膨張を繰り返し、そのうちスレートが耐え切れずにひび割れを起こしてしまいます。


④欠け
上記③のひび割れを放置していると、最終的にひび割れをしていた箇所に欠けが生じます。


⑤反り・浮き
スレートの反りを放置しておくと、横殴りの強い雨が降った場合、反り上がった箇所から建物内部に雨水が浸入してしまいます。
反りは塗装工事での修理は出来ません。


⑥棟板金の浮き
屋根の一番上部の棟という部分には、「棟板金」と呼ばれる山型の金属板があります。
この棟板金が膨張と収縮を繰り返しているうちに、棟板金を押さえている釘が少しずつ押し出され、抜け落ちてしまう場合があります。


⑦雨漏り
本来建物は、建物内部に雨水が浸入しないような造りになっています。
それでも雨漏りや天井に雨染みがある場合は、スレート屋根だけではなく構造部分への劣化が進んでいるということが言えます。



◎スレート屋根のメンテナンスはどうしたらいいの?
①塗り替え
既存のスレート屋根を高圧洗浄機などで綺麗にしたあと、その上から新しい塗料を塗ります。

②葺き替え
既存のスレート屋根を撤去し、新しく屋根材を被せます。

③カバー工法
既存のスレート屋根の上に、新しく屋根材を被せます。
屋根を重ねることから「重ね葺き」とも言われています。


◎カバー工法のメリットって何?
①安価
既存屋根材の撤去費や廃棄料などの費用がかからないので、葺き替え工事と比較した場合、安価に施工することができます。


②断熱性
屋根が二重になることから断熱性が上がります。
夏の暑さや冬の厳しい寒さを和らげる効果があります。


③遮音性
屋根が二重になることから遮音性も上がります。
風や雨の音などの響きが軽減されることで、従来と比較して快適な住環境が整います。


④工期が短い
既存の屋根材を撤去する必要がない分、短期間で工事を終えることが出来ます。



◎カバー工法のデメリットって何?
どんなことにも当てはまることですが、メリットだけではなく必ずデメリットもあります。
それは既存の屋根材に新しく屋根材を重ねるため、どうしても重くなってしまうということです。


◎デメリットによる不安を解消する方法はないの?
建物への負担を極力減らすよう、近年非常に軽量の商品が販売されています。
その重量は、一般的な粘度瓦と比較して約1/9。また、一般的な化粧スレートと比較しても、約1/3となっています。
ガイソー大和店マルセイテックでは、30年の品質保証、10年の美観保証のついた商品をお取り扱いしています。


K様邸へは後日、屋根の診断結果報告書をお渡しした際、ご説明をさせていただき、改めてカバー工法をご提案させていただきました。
これから屋根材を決めたり、色を決めたりと、本格始動します!

ガイソー大和店マルセイテックでは、お客様のお声を聞き、屋根の状況を正しくお伝えし、
その上で最適と思われるご提案をさせていただいています。
工法につきましてもメリットだけではなく、デメリットも包み隠さずお伝えしています。
そうすることがお客様のご納得と、満足度につながると考えているからです。

お気軽にお問い合わせください。
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