Requires a javascript capable browser.

ガイソー大和店

ブログ

綾瀬市にお住まいのO様邸にて雨漏りによる屋根修理のご依頼をいただきました。

2019.02.04
 こんにちは、ガイソー大和店マルセイテックです。

2月3日に節分が終わり、2月4日は立春ということで、暦の上では春になりますね。
昔から三寒四温とも言われるように、立春が過ぎたからと言ってすぐに暖かくなるわけではありません。
受験生の皆さんは、今月入試が立て続けにあるという方も多いのではないでしょうか。
インフルエンザもまだまだ流行っていますし、体の中から外から健康管理にはお気を付けくださいね。

さて今日は、綾瀬市にお住まいのO様邸にて、雨漏りによる屋根修理のご依頼をいただきましたので、ご紹介させていただきます。

O様邸は築16年の木造2階建てです。
昨年の台風で瓦がずれていたようですが、いかんせん屋根の上ですのでお気付きになられず、年を越されました。
先日の強風で屋根から音がするから見て欲しいとご依頼をいただきました。

早速専門スタッフがお邪魔し拝見させていただいたのですが、なんと瓦が浮いていることが判明しました。



このまま放置しておけば、範囲が広がってしまう恐れは勿論のこと、瓦の落下、雨漏りなども容易に想像でき、非常に危険な状態です。
工事の着工までに雨が降ったり、強風が起きてもいけませんので、ひとまず応急処置をさせていただきました。

ところで雨漏りの原因は、屋根がほとんどだと思っていませんか?
確かに屋根からの雨漏りもありますが、屋根材や工事の技術が上がっていることもあり、屋根よりは壁やサッシ、給排水管の隙間から水が浸入して雨漏りにつながるという事例もあります。
そこで今日は、雨漏りについて理解を深めて行こうとおもいます。

◎雨漏りはどこからやってくるの?
先程、雨漏りや屋根からだけではなく、外壁や窓のサッシ、壁を貫通する給排水管が原因となる場合があるとお話させていただきました。
雨漏りの原因は他にどのような物があるか、ここから見ていきたいと思います。

①屋根
いくら屋根材が高機能になったり、工事の技術が発達したと言っても、屋根が原因となる雨漏りはどうしても多いというのが現状です。
それは、屋根は雨や風、雪などを直接受ける場所であるからです。
雨や風、雪などを直接受けることで屋根のダメージは大きくなり、スレート屋根のヒビ割れ、漆喰の崩れや瓦のずれなどによって雨漏りが発生してしまいます。
O様邸の屋根がこれにあたりますが、大きな原因としては台風や地震による外的要因によるものと、経年劣化によるものの2パターンが挙げられます。



②ベランダ
屋根と同じくらいに気を付けなくてはいけないのが、ベランダです。
ベランダは屋根と同じように自然の影響をもろに受ける上に、人の出入りがありますので、その分防水塗膜の擦り切れがおきやすいのが現状です。
そのため屋根や外壁よりも、ひび割れなどの劣化症状が早くあらわれます。
また、ベランダにある排水口に落ち葉や小石、砂などが溜まって排水不良を起こしている場合、雨水が下に流れませんので、元々あった小さなひび割れから建物内の雨水が浸入する場合がありますので、注意しなくてはいけません。


③サッシ枠と防水シートの隙間
雨水は基本的に外壁の表面を流れ落ちますが、築年数が経ち、シーリングにひび割れや縮みといった経年劣化が発生している場合、その隙間から雨水が浸入する場合があります。
浸入を防ぐために防水シートは張られていますが、経年劣化によってサッシ枠と防水シートの間に隙間ができてしまうと、そのわずかな隙間から雨水が浸入して雨漏りに繋がります。


④給排水管
こんなところから?と思われるかもしれませんが、給排水管はサッシ枠と同じように外壁・防水シートを貫通しています。
そのため、わずかでも隙間があると、そこから雨水が浸入する原因になります。


⑤天窓
明り取りに、時々天窓を採用されている建物があります。建物内は明るく開放的になりますし、見た目もお洒落で素敵ですよね。
そんな天窓も、昔と比べて技術が進み、雨漏りしにくくはなっているものの、その可能性はゼロではありません。
新築の場合は10年、築年数が10年以上の建物の場合は、前回のメンテナンスから10年前後を目安に、屋根診断を受けることをおすすめします。
概ね10年前後でコーキングの劣化やひび割れなどの劣化症状があらわれます。



◎自分でなんとか出来ないの?
もし雨漏りのような症状が確認できたとしても、ご自分で屋根に上がって応急処置などをしようとしてはいけません。
屋根での仕事に慣れている職人でも、常に危険と隣り合わせで安全確認をしながら作業を進めています。
例えばホームセンター等で購入したブルーシートを、応急処置のために屋根に上がって設置している時に、強風が吹いたら???この上なく危険です。
専門業者へのご相談を強くオススメします。


◎普段からできる雨漏り対策は?
屋根修理や外壁工事になると足場を組む必要が出てくるため、価格的にはどうしても高くなってしまいます。
ですが、日頃からちょっとしたことに気を配っているだけで、仮に屋根修理や外壁修理が必要となっても、費用を抑えることも可能なのです。

・スレートや瓦などの屋根材にヒビ割れがあったり、ずれていたりしていませんか?
・コーキング(継ぎ目部分のシリコン樹脂)は剥がれていませんか?
・棟板金に浮きやズレはありませんか?
・経年劣化はしていませんか?


いかがでしょうか。
雨漏りと言っても、屋根からだけではありません。
普段からできる雨漏り対策で挙げた4つのポイントも、実際に屋根に上がって確認してはいけません。
あくまで見える範囲で行ってください。
雨漏りは被害が小さなうちに気付くことで、その分工事費も低価格で済ませることが出来ます。

ガイソー大和店マルセイテックでは、外壁・屋根診断や雨漏り診断を無料で実施させていただいています。
住まいの健康を守り、永く暮らすことが出来るよう、定期的な診断をオススメします。

お気軽にお問い合わせください。
住まいの外装リフォーム GAISO(ガイソー) トップ
ブログ
> 綾瀬市にお住まいのO様邸にて雨漏りによる屋根修理のご依頼をいただきました。