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ガイソー大和店

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海老名市にお住まいのU様邸にてベランダ防水工事のご依頼をいただきました。

2019.02.08
 こんにちは、ガイソー大和店マルセイテックです。

先日の春のような暖かさは夢だったのかと叫びたくなってしまう程の寒さですね。
この週末は雪の予報も出ていますが、外出されるご予定がおありの皆さんは、どうぞ寒さ対策と風邪対策をしっかりとお願いします。

さて今日は、海老名市にお住まいのU様邸にて、ベランダの防水工事のご依頼をいただいた件についてご紹介します。

U様邸は築16年。
これまで防水工事が必要だと考えたこともなかったので、何もしないまま過ごして来たけれど、以前からひび割れも気になっていたし、一度見て欲しいとご連絡をいただきました。
早速お邪魔させていただくと・・・ありました。たしかにひび割れです。
このまま放置しておけば、雨漏りへ繋がることは必須です。

U様へは状況をお話させていただき、同時に防水工事もお勧めさせていただいたところ、ご快諾いただきました。

ところで、ベランダの防水工事って本当に必要なの?と思われている方はいらっしゃいませんか?
もしくは、防水工事は必要だと認識はしているけれど、それがどのタイミングですべきなのかが分からないという方も多いのではないでしょうか。
そこで今日は、ベランダの防水工事について理解を深めていこうと思います。



◎防水工事が必要な時期ってどうやって決めたらいいの?
ベランダの防水工事についての必要性は理解しているものの、実際に工事をする時期を決めるタイミングが分からない。
業者に問い合わせしたら、そのまま契約させられるかもしれないから、ちょっと怖くてできないし・・・という方は、意外と多いのではないでしょうか。
安心してください。
業者に連絡を入れる前に、セルフチェックの項目をお伝えします。

①ベランダの劣化の症状や状態で見極める
ベランダで発生する劣化症状を知っていれば、防水工事のタイミングは、ある程度自分でも見極めることが可能です。

②メンテナンス周期で見極める
防水工事は定期的に行なわなくては、その効果を維持することは出来ません。
防水工事の方法によって耐用年数に若干の差はありますが、概ね10~15年スパンで防水工事を行なうのが理想的だと、一般的に言われています。
そこで防水工事のメンテナンス周期を予め計画しておくと良いと思います。


◎ベランダの劣化症状にはどんなものがあるの?
実際にベランダにおける劣化症状にはどのようなものがあるのでしょうか。

①塗装のひび割れ
ベランダ塗装のひび割れを発見した場合、それが『壁』なのか『床』なのかを確認する必要があります。
ひび割れが壁の場合は、外壁屠蘇の塗膜であり、床の場合は防水層です。
いずれにしても、ひび割れが起きている場所から雨水など水が浸入することに間違いはありませんので、ひび割れは雨漏りの原因となります。


②塗装の膨れや剥がれ
塗装の膨れや剥がれを発見した場合も、ひび割れの時と同様に、『壁』からなのか『床』からなのかを確認する必要があります。
塗装の膨れや剥がれといった劣化現象が発生しているということは、下地と塗膜の間に隙間が生じているということになります。
毛細管現象によって膨れや剥がれが徐々に大きくなり、雨漏りへと繋がる劣化現象です。
特に床から膨れや剥がれが起きている場合、家の中に雨水が浸入してしまっている状態にある場合が多く、非常に危険な状態と言えます。


③水たまり
ベランダの床は元々、排水口へ水が流れ床に水がたまらないよう、緩やかな勾配がついています。
水たまりを発見した場合は、施工不良によって勾配がない、または汚れや排水口の詰まりによって、水が堰き止められている可能性があります。
水たまり部分の防水層にひび割れなど、他の劣化が同時発生していなければ問題はありませんが、そうでない場合は注意が必要です。
仮に今は水たまり以外の劣化症状が確認できなくても、将来的に雨漏りへと繋がることがありますので、雨の降った後などは定期的に経過観察をするなど、継続的な注意が必要です。


④ベランダ下の雨漏り、雨染み
もし建物の1階部分からベランダ下部を見ることが出来るのであれば、ベランダ下部に雨染みがないか確認をしてください。
ベランダ内のひび割れや塗装の剥がれといった劣化症状が長期間見過ごされ、それが悪化している場合には雨染みが発生します。
雨染み=雨漏りを起こしているということになりますので、早急な補修工事の検討をオススメします。



◎ベランダ劣化の補修方法は何があるの?
ベランダは建物のおまけではありません。
気付かなかった劣化や、気付いていたけれど放置していた劣化を『まだ大丈夫だろう。どうせベランダだし。』などといった考えで長期間放置しておくと、雨漏りを誘発してしまうことになります。
ベランダ工事については、外壁や笠木などの補修・塗装工事と、床の防水工事に大別することができます。

劣化症状に応じた適切なメンテナンスを、適切な時期に行うことが、建物全体を守る鍵になります。
塗装工事にしろ、防水工事にしろ、一番重要なのは『水の浸入を防ぐ』ということです。
ベランダは建物の外に張り出した格好で造られているため、雨水や風の影響をもろに受ける場所です。
そのため劣化を放置しておくことで、あっという間に建物内部の木材やコンクリートを腐食させてしまうことに繋がってしまうのです。
築年数は関係ありません。
定期的なメンテナンスが建物を守るということに繋がると言っても過言ではありません。


①外壁補修・外壁塗装工事
ベランダの壁は、そのほとんどがその他の外壁部分と同じ仕様や塗装仕上げがなされています。
そのため、壁部分に限定して言えば、下地処理でひび割れ等の劣化を補修し、下塗り→中塗り→上塗りと塗装工事を行う形となります。
また、窓周りのサッシ部分などに隙間が生じないよう、シーリング材を使用して、雨水の浸入を防ぎます。
外壁塗装をすることで見た目だけ綺麗になっても意味はなく、こまかい部分までしっかりと補修をすることで、雨漏りの芽を摘むことが大切です。

②床面の防水塗装工事
ベランダ防水塗装工事でよくしようされる工法として、『ウレタン塗膜防水工法』と『FRP防水工法』の2種類があります。

【ウレタン塗膜防水工法】
比較的簡単な工法で、ホームセンターなどで販売されている防水塗料の殆どが、このウレタン塗膜防水に関係しています。
防水工事の中で最もオーソドックスと言える工法になります。
簡単な工法である分DIYなど、ご自分で防水塗装をされる方もいらっしゃるかもしれませんが、均一に塗り上げるのは非常に難しく、また業者にお願いした場合は、工事完了後だと不備が分かりにくいという点に注意が必要です。

【FRP防水工法】
FRPを直訳すると、繊維強化プラスチックという意味になります。
ウレタン塗膜防水工法と比較すると、とても硬度が高く、ウレタン塗膜防水工法は人が少し歩く程度の強度に対し、FRP防水工法は車の乗り入れが出来る程度の強度と言われています。
こちらの注意点として挙げられるのは、必ず2層の防水層で施工を行なうことと、周辺での火気厳禁ということの2点です。


いかがでしょうか。
ベランダの防水工事にはいくつか種類があり、それぞれにメリットもデメリットもあります。
時代と共に技術や塗料の開発が進み、工法も多様化されてきました。
ただ言えることは、どの防水工事を選択したとしても、しっかりとした防水工事が行なわれていれば、防水機能は果たされるということです。
何度も言いますが、重要なのは『水の浸入を防ぐ』ということに尽きます。
ベランダは建物の中でも、屋根の次に雨漏りが発生しやすい場所でもあります。

ガイソー大和店マルセイテックでは、ベランダ防水工事の実績も豊富にあります。
ご自分で塗装や防水工事をされて見た目は綺麗になったとしても、根本的な解決がされていなければ、その時間と手間は何の意味も持たなくなってしまいます。
雨漏り診断も無料で行っておりますので、先にお伝えしたような劣化を発見されましたら、お気軽にご相談ください。
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