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ガイソー大和店

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【続編】もっと知りたい!瓦屋根について!

2019.05.11
 こんにちは、ガイソー大和店マルセイテックです。

昨日のブログでは、瓦屋根の種類や形状についてご紹介させていただきました。
今日はその続編として、瓦屋根についてもっと深く掘り下げてみようと思います。




◎瓦屋根のメリット
①耐久性がある
瓦は焼き物になりますので、その耐久性の高さは他の屋根材と比べると群を抜いています。
屋根は外壁よりも雨水や風、紫外線といった天候の影響を受けやすい箇所ですが、瓦は色褪せすることも殆どありません。
耐用年数も50年程と非常に長く、よっぽどのことが起きない限りはメンテナンスの必要はありません。

②コストパフォーマンスが良い
スレート、金属を屋根材としている屋根は、平均的に10~15年程度おきに塗装を行うなどのメンテナンスを行う必要があります。
ですが、瓦屋根は元々塗装をしていないため、途中で塗装をする必要がなく、定期的なメンテナンスをする必要はありません。
耐用年数が非常に長いため、メンテナンスに掛けるコストを抑えることが出来ます。

③色褪せをしない
焼き物である瓦にはそれぞれの色があり、綺麗に発色をします。
この発色は基本的に色褪せをすることがないため、長期間綺麗な屋根を維持することが出来ます。

④洋風家屋にもマッチする
昨日のブログでもご紹介しましたが、瓦の種類や色はとても多く販売されています。
現在は洋風の家にも合うようなデザインのものも販売されているため、洋風瓦を屋根材として使われている住宅も増えて来ました。
自分の好みだけではなく、周辺環境にも合わせて選ぶことが出来ます。

⑤部分交換ができる
瓦の屋根は、何枚もの瓦が組み合わさって1つの屋根になっています。
そのため、破損した瓦だけを交換するという補修方法が可能です。
屋根全体の補修になるわけではないので、リーズナブルなお値段で差し替え工事を行うことが出来ます。

◎瓦屋根のデメリット
①重く、耐震性に劣る
瓦の重さは1枚当たりおよそ3kgです。
屋根面積20坪の建物ですと、その重量は4,000kgにもなります。
これは建物の一番高い部分に、軽自動車7~8台分の負荷が掛かっているということになります。
赤ちゃんは頭が重くバランスを取りにくいのと同様に、建物も頭(屋根)が重くなると不安定になるため耐震性が劣ってしまいます。

②塗膜が剥がれやすい
セメント瓦は一部と塗装をすることが可能ですが、瓦は焼き物で基本的に自ら発色をするため、塗装をすることはありません。
仮に塗装をしても、塗料が綺麗に密着せず、剥がれてしまうからです。
瓦に1回でも塗装をすると、その後は定期的なメンテナンスをする必要があります。

③落下の恐れがある
1枚当たり3kgの重さのある瓦が、台風や地震などの影響によってずれてしまい、そこから落下する危険性があります。
屋根の高さから3kgの物体が落下してくれば、その衝撃はかなりのものです。
そのような不安がある方は、軽量で落下しにくい屋根材への交換工事検討も視野にいれましょう。

④初期費用が高い
瓦屋根は1枚ずつ手仕事による作業のため、時間と労力(人件費)が掛かります。
そのため長期的に考えた場合のトータルコストを抑えることは出来ますが、初期費用は高額になります。


いかがでしょうか。
和風の家が好みの方や、建物は洋風でも屋根をオリジナル性のあるものにしたいと考えている方は、瓦も屋根材の選択肢に入れてみられても良いと思います。
それぞれのメリット・デメリットも含め、瓦屋根・スレート屋根・金属屋根と検討していきたいですよね。

お気軽にお問い合わせください。
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