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ガイソー大和店

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座間市にお住まいのG様邸にて二重サッシ取り付けのご依頼をいただきました。

2019.05.16
こんにちは、ガイソー大和店マルセイテックです。

今日は座間市にお住まいのG様邸にて、二重サッシ取り付けのご依頼をいただいた件についてご紹介します。

G様邸は築12年です。
建物周辺の環境は大変風通しが良く、夏は暑く、冬が寒いのがお悩みでした。
この春からG様のお父様と同居されることになったそうで、『自分達だけなら我慢すればいいと思ってこれまで暮らしてきたけれど、親父に我慢させるのも・・・』ということで、今回ご依頼いただきました。

ところで『二重サッシ』とは別に、『ペアガラス』という単語を聞いたことがありませんか?
同じだと思っていらっしゃる方が結構多いのですが、実はこの2つは全く違うものです。
そこで今日は、二重サッシについて理解を深めて行こうと思います。


◎二重サッシにとペアガラスの違い
①二重サッシ
既に設置されている窓の内側に、新しく設置する窓のことです。
見た目で言うと、窓が2列になっています。



②ペアガラス
2枚のガラスの間に空気層が設けられたガラス窓のことです。
築年数の経っていない住宅のほとんどが、このペアガラスになっています。
ガラスのみが2枚になっているため、見た目に変化はありません。



◎二重サッシのメリット
①防音効果
二重サッシを設置すると、窓からの音漏れ減少に効果があります。
そのため小さなお子様がいらっしゃるご家庭や、ピアノなどの楽器を練習するために二重サッシを設置されるケースもあります。



②断熱・省エネ効果
二重サッシは外窓と内窓の間に空気の層ができるため、熱の移動が抑えられ断熱性が上がります。
このことから、省エネや電気代を節約するために二重サッシの設置をされる方もいます。



③防露効果
二重サッシを設置することで、結露の発生を抑制するという効果が期待出来ます。
冷えたペットボトルやコップの外側に水滴がついていることがよくありますが、冬場の窓に結露が発生するのも原理は同じです。
二重サッシにすることで、外気に触れている外窓との間に空気の層ができ、室内の暖かい空気が直接冷えた窓に触れることがなくなるため、結露ができにくくなります。



④防犯性の強化
泥棒が浸入する場合、玄関よりも窓からの侵入が多いと言われています。
玄関だとピッキングをする場合が殆どですが、窓からの場合は窓ガラスを割るだけで簡単に浸入出来てしまうからです。
二重サッシにすることで想定していた以上に時間が掛かり、結果浸入そのものを諦めるという行動につながります。
また二重サッシであることが外から分かると、浸入するまでの手間が掛かるからという理由等から、ターゲットから外されやすくなるとも言われています。



◎二重サッシのデメリット
①2枚分の窓の開け閉めをする必要がある
部屋の換気や窓掃除をする際、2回分の開け閉めをする必要が出てくるため、面倒だと感じる方もいらっしゃいます。



②窓枠が2重になるため、見た目が変わる
既存の窓の内側に設置するため窓枠が二重になり、どうしても見た目の変化はまぬがれません。
設置の際は窓枠の色などに配慮が必要です。



③掃除が面倒・しづらくなる
二重サッシを設置することで窓ガラスが増え、掃除をおっくうに感じる場合があります。
また、設置前には手が届いていたのに設置したことで手の届く範囲が変わり、場合によって外からでないと窓掃除が出来なくなったり、掃除そのものが出来なくなったりといったケースもあります。



いかがでしょうか。
二重サッシを設置される場所はリビングや寝室などが多いですが、温度差が原因で起こるヒートショック対策のため、お手洗いや浴室に設置される方もいらっしゃいます。
『ただ何となく』設置された方は、設置後の生活でデメリットの部分が際立ってしまい、後悔してしまうということにもなりかねません。
二重サッシの設置を検討されている方は、メリットだけではなくデメリットもしっかりと理解しておかれた方が良いでしょう。

お気軽にお問い合わせください。
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