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ガイソー大和店

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大和市にお住まいのA様邸にて外壁塗装と雨樋交換をさせていただきました。

2019.05.24
こんにちは、ガイソー大和店マルセイテックです。

今日は大和市にお住まいのA様邸にて、外壁塗装と雨樋交換をさせていただいた件についてご紹介します。

A様邸は築24年の2階建てです。
外壁診断の際は外壁だけではなく、雨樋もチェックしているのですが、A様邸の雨樋はひび割れや歪みが生じていました。
劣化の程度が軽かったり、劣化箇所が少なければ部分補修も出来たのですが、今回はその許容範囲を超えてしまっているということで、外壁塗装と併せて雨樋交換もすることになったのです。

そこで今日は雨樋について理解を深めて行こうと思います。




◎雨樋の役割
雨樋は屋根に降った雨水を集め、排水設備へ流す役割を担っています。
雨樋があることによって外壁や建物の基礎部分が傷みにくくなるのです。
仮に雨樋が設置されていない場合は、屋根から直接地面に落ちた雨水が地面に溜まり、跳ね返った雨水が建物の外壁や基礎部分を濡らします。
外壁や基礎部分が濡れ続けると、雨水が浸入し、そこから躯体の腐食、シロアリの発生や雨漏りへと発展してしまいます。


◎雨樋の仕組み
雨樋は4つの部分から成り立っています。

①軒樋(のきどい)
屋根から落ちてきた雨水を受け止めます。
屋根に沿って設置されています。

②竪樋(たてどい)
軒樋で受け止めた雨水を排水溝まで運びます。
外壁に沿って設置されており、形状は筒状です。

③集水器
各方向から流れてきた雨水を受け止めます。

④継手(つぎて)
雨樋と雨樋と繋ぐ金具になります。




◎雨樋劣化の種類
①詰まる
日常的に見えにくい部分ではありますが、軒樋・竪樋ともに土やホコリ、虫の死がいなどが溜まりやすい場所となります。
また建物の近くに落葉樹がある場合は、落ち葉が詰まりを起こして雨水が溢れることがあります。
さらに雨樋の内部に苔やカビが発生すると、内部が狭くなり排水の邪魔になることで、本来は起きないような箇所での雨漏りが発生することもあります。
これらの問題は掃除をすることで解決されますが、長期間放置しておくと歪みへと繋がり、全交換が必要になる場合もあります。



②歪む
①で紹介した詰まりから歪みへと発展する場合もありますが、それ以外に台風や突然の強風などの影響によって歪む場合があります。
この他にも大雪や吹雪の際に歪んでしまうケースもあります。
大きく歪んでしまった場合は、そこから雨水が落ちたり溢れたりします。
隣家との距離が近い場合は、それによって迷惑を掛けてしまっているということも考えられますので、早目の対策を検討しましょう。



③経年劣化
雨樋の標準的な耐用年数は15年~20年と言われています。
しかし、常に紫外線や雨風の影響を受けているためその機能は永続的なものではなく、ゆっくりと劣化が進みます。
海が近い立地にある建物は、潮風によって劣化速度が速まります。
また日当たりが悪い立地にある建物は、苔や藻が発生しやすいため、劣化しやすい傾向にあります。
耐用年数が過ぎた雨樋は、何かのきっかけで全体的に破損する可能性もあります。
その際は部品が落下したり、飛ばされてしまったりするため、大きな危険を伴います。


いかがでしょうか。
『これくらいなら修理しなくても、まだ大丈夫だろう』と放置しておくと、のちのち大規模な修繕が必要になり費用の負担も大きくなってしまいます。
雨樋は定期的に掃除や点検を行うことをオススメします。
また雨樋交換や雨樋塗装には足場を設置しなくてはいけません。
足場設置代は工事金額の中でも大きな比重を占めていますので、外壁リフォームや屋根リフォームと同じタイミングで雨樋リフォームも行うと足場代の節約に繋がります。

お気軽にお問い合わせください。
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