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ガイソー大和店

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大和市にお住まいのO様邸にて屋根の雪止め金具を交換させていただきました。

2019.05.26
こんにちは、ガイソー大和店マルセイテックです。

今日は大和市にお住まいのO様邸にて、屋根の雪止め金具を交換させていただいた件いついてご紹介します。

O様邸は築18年の2階建てです。
本工事としては、屋根塗装・外壁塗装・雨樋交換をご依頼いただいています。
O様よりご相談をいただき、診断士の資格を持つスタッフが建物診断にお邪魔した際、屋根と外壁の塗装に追加という形で雪止め金具の交換もご提案させていただいたという次第です。



(外壁は経年劣化による色褪せや黒ずみが見られます)


(許可をいただき、ドローンで撮影しています。建物を上から見ると、傷みの激しい面が一目瞭然です)


(屋根に設置されている雪止めはサビが発生しています)


皆さんは雪止めについて考えたことは、あまり無いかもしれません。
そこで今日は雪止めについて、理解を深めて行こうと思います。


◎雪止めとは
屋根に積もった雪が地上に落下しないよう屋根に設置する装置のことです。
軒近くの瓦やスレートと言った屋根材に取り付けられる場合が多くなります。
代表的な雪止めをご紹介します。


(屋根材がスレートの場合)


(屋根材が瓦の場合)


◎雪止め金具が必要となる状況
①年に数回大雪が降る地域
過去に一度でも屋根に雪が積もったことがある地域にお住まいがあれば、雪止め設置の必要性があります。
ここ数年、1シーズンで1度か2度、大雪が観測されています。
そこで多くの住宅に雪止めが設置されていなかったため、あちらこちらで被害が起きました。

②軒先にカーポートや植木、通路などがある
雪の重さというのは想像以上にあり、かなりの破壊力です。
屋根の上からの落雪によってカーポートの屋根部分が割れ車にも被害を及ぼしたり、植木が折れたりします。
また落ちた先に人が居れば、死に直結する危険性もゼロではありません。

③隣地や隣家との境界線が近い
ご近所トラブルのケースとして、カーポートや車、植木などが代表的なものとして考えられると思います。
ですが、隣の敷地に落雪があったことが元になり、トラブルへと発展してしまうケースもあります。
そのような可能性が少しでもあるのであれば、トラブルを未然に防ぐ意味でも雪止めの設置が必要でしょう。

④雨樋破損の防止
雪止めは雨樋の保護にも役立っています。
先にご紹介した通り、雪の重さは想像以上です。
雪止めが設置されていない場合、屋根からすべりおちた大量の雪が雨樋に引っかかり、そのまま雨樋破損する恐れがあります。
雪の重みによって大きく外側に傾いたり、支持金具が外れてしまい落下の危険性があったりと、雨樋の役割を果たさなくなってしまうのです。
そのような雨樋破損を防止するという意味合いで雪止め金具を設置される方も居ます。


いかがでしょうか。
年に数回しか降らないからと軽く考えるのは安易すぎます。
むしろ年に数回降るか降らないかの大雪に備えて、設置されていない方は今のうちに設置を検討されると良いと思います。
また雪止め金具の設置は屋根での作業になりますので、必ず足場を組まなくてはいけません。
足場設置は工事費用全体の中で、とても大きな比重を占めています。
そのため屋根塗装やカバー工法といった屋根リフォームと同じタイミングで雪止め金具の様子もチェックしてもらえば、より経済的になると思います。

お気軽にお問い合わせください。
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