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ガイソー大和店

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座間市にお住まいのG様邸にて外壁のコーキング補修をさせていただきました。

2018.11.01
 こんにちは、ガイソー大和店マルセイテックです。

11月に入りましたね。
出雲大社で1ヶ月もの間会議をされていた全国の神様は、無事にお帰りになられたでしょうか。
今週は朝晩と日中の気温差が大きくなり、ぐっと秋が深まるようです。
食欲の秋もいいけれど、紅葉狩りなどで心を満たしてみるのもいいかもしれません。




さて今回は、座間市にお住まいのG様邸にて、
外壁のコーキング補修をさせていただいた件についてご紹介します。

G様邸は築10年。
奥様がお庭で3歳になられるお子さんを遊ばせながら、草むしりをしていた際
お子さんがご自宅の壁に向かって、もくもくと『ある作業』に没頭していることに気が付かれたそうです。
その『ある作業』とは・・・


壁のコーキング剤を剥がす!!


時に小さなお子さんというものは、大人からすると信じられないような行動を起こすものですよね。
我が家でもおもちゃの冷蔵庫の中に靴下やらパンツやらが入っていたこともありました。
本人曰く「ちゅめたくちたかった(冷たくしたかった)」そうですが・・・。
G様邸のお子さんは小さな指で、ちょうど腰を下ろした目線に出来ていた、
本当に僅かなコーキングの劣化部分からカリカリ・・・カリカリ・・・と、
その範囲を徐々に拡大されていたようです。
こんなところに目が行くんだね~なんて、可愛らしいシーンも想像出来ますが
お子さんは可愛くても、建物にとっては確実にダメージです。

そこで今日は、コーキングについて理解を深めていきたいと思います。

①コーキングって何?
屋内ですと、キッチンや浴室などの水周りにある隙間にゴムのようなものが存在していることにお気付きかと思います。
屋外ですと、サイディング外壁のお宅には必ず存在している、壁と壁の継ぎ目にあるゴムのようなものです。
サイディング外壁は何枚ものパネルを張り合わせて作られています。
パネルとパネルの間にはどうしても隙間が出来てしまいますが、それを埋めるために使用されています。
シーリングと言う場合もありますが、内容としては同じだと思っていただければ結構です。

②コーキングにはどんな役割があるの?
簡単に言えば、クッションのような役割を担っています。
クッションを充填することで、外から屋内への水の浸入を防いだり、
地震が発生した場合には、この揺れを和らげる
など、とっても重要な役割があります。
シーリングがきちんと施工されていないと、雨が降った際に水が建物に侵入し、
それが積み重なると雨漏りが発生する危険性が高まります。

③コーキングの寿命はどれくらいあるの?
コーキング剤に含まれる成分の寿命は5~10年と言われています。
その寿命に伴い、コーキングそのものにも傷み(=劣化)が生じてきます。

④劣化の症状として、どんなものがあるの?
a)肉やせ
弾力性を持たせる成分が溶けだし、厚みが少なくなります。
放置しておくと、ひび割れやシーリング剤の避けにつながります。



b)チョーキング
黒板に字を書く時に使用されるチョークのように、外壁やコーキンググ箇所に触れた際、
粉のようなものが手に付着することがあります。




c)ひび割れ
紫外線などの影響で劣化し、弾力性がなくなると、建物の僅かな揺れに対応しきれず、ひび割れが発生します。
放置しておくと建物内への雨水の浸入の危険性の他、ひび割れがさらに大きくなり、雨漏りの原因となります。




d)破断
ひび割れが大きくなると、穴が開いてしまいます。
水の浸入の可能性はぐっと上がってしまいます。



⑤劣化を確認したら、どうすればいいの?
上記のような劣化症状が確認できたら、放置しないで補修を行なうことが重要です。
お世辞にも注目度が高いとは言えないコーキングですが、
これらの劣化症状を放置したままにしておくと、雨漏りが発生する可能性が大きくなってきます。
お家を建てられてから10年経過した。
前回補修してから10年以上の時間が経過しているという方は、
そろそろコーキング補修のタイミングだなとお考えください。



G様邸のシーリングの劣化症状は、ひび割れと破断の中間でした。
これから冬に向け、万全の体制を整えなくてはいけません。
劣化した既存のコーキング剤を全て外し、新しいコーキングを充填しました。
お子さんの楽しみ(?)は無くなってしまいましたが、これで雨漏りの心配もなくなり、
安心してお過ごしいけることと思います。

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