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ガイソー大和店

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座間市にお住まいのT様邸にて外壁塗装のご依頼をいただきました。

2019.05.09
こんにちは、ガイソー大和店マルセイテックです。

31年続いた『平成』の時代から、新しい『令和』の時代へと繋がる大型連休が終わりました。
皆さんはどのようにお過ごしになられたでしょうか。

今日は座間市にお住まいのT様邸にて、外壁塗装のご依頼をいただいた件についてご紹介します。

T様邸は築16年です。
幹線道路に面して家が建てられているため、どうしても外壁が汚れてしまう。
これまで何とか見ないフリをして自分を誤魔化してきたが、築年数も経過しているので外壁塗装をしたい
とご依頼いただきました。

新しく塗装を行うためには、塗料を選ばなくてはいけません。
しかし一口に塗料と言っても、その種類はいくつもあるのです。
そして塗料について調べていくと『塗膜』という用語に辿り着くと思います。
そこで今日は、塗膜について理解を深めて行こうと思います。


◎塗膜とは
外壁に塗装された塗料。
塗装する時は液体ですが、乾燥しすると膜状になります。
これが塗膜です。


◎塗膜の持つ役割
①建物の保護
屋根や外壁などの外装部分は、日光や紫外線、風雨といった自然環境に常に晒されているため、時間の経過と共に少しずつ劣化をしていきます。
塗膜は水を弾き、建物内部への雨水の浸入が起きないよう保護しています。
塗膜が剥がれた塗装面は、ゆっくりと水を弾かなくなってしまいます。
そこで雨水が入り込み、建物内部へ浸入すると、建物の躯体を腐食させることになります。
建物の保護をするために、定期的に外壁塗装をすることで、塗膜形成を促します。


②美観の維持
塗装して間もない外壁は、見た目がとても綺麗ですね。
お家の中はどんなに綺麗に片付けられていても、外壁がボロボロだとしたら、そこで暮らす人にもお客様にも、あまり良い印象を与えることは出来ません。
塗料の耐用年数や、対象となる建物の立地場所や周辺の生活環境などによって一概に言い切ることは出来ませんが、一般的な住宅では約10年程度で塗膜が劣化します。
外壁の色褪せは塗膜の劣化が進んでいるということなのです。
劣化のない塗膜は、建物の美観を維持しています。


◎塗料の機能によって変わる塗膜
塗料を選ぶ際は耐用年数だけではなく、塗料についている機能を見ることも重要です。
建物に合った機能の塗料を選ぶことで、建物の健康寿命を維持したり、日々の暮らしが快適になったりする場面が多くなります。
ここでは6種類の塗膜についてご紹介します。

①親水性(しんすいせい)塗膜
親水性塗膜の特長は、外壁に汚れが付着しにくく、また付着しても雨が降ったりホースで水を掛けることで、汚れを洗い流す効果があるということです。
フッ素系塗料や無機系塗料に多く付加されている機能で、この2つの塗料は耐用年数も長くなっています。
雨の多い地域にお住まいの方や、幹線道路に面しているなど外壁が汚れやすい環境の方におすすめです。



②防音性(ぼうおんせい)塗膜
防音性塗膜の特長は、文字の通り防音効果があるということです。
断熱系塗料や遮熱系塗料に多く付加されている機能です。
幹線道路に面した立地にあったり、騒音が気になるという方におすすめです。



③遮熱性(しゃねつせい)塗膜
遮熱性塗膜の特長は、太陽の熱を跳ね除け、その暑さを塗膜に浸透させない効果があるということです。
真夏の暑い時期でも、これまでよりも約2~3℃涼しく感じることが出来ます。
真夏の2~3℃は随分違うと思います。
気温が高い地域にお住まいの方や、夏場の暑い時期を快適に過ごしたいという方におすすめです。



④耐水性(たいすいせい)塗膜・防水性(ぼうすいせい)塗膜
耐水性塗膜、防水性塗膜の特長は、塗装をすることで防水膜を張り、雨漏りを防ぐ効果があるということです。
防水材のような効果がありますので、ベランダの防水塗装に多く利用されています。
耐水性塗料は密着性が高く、ほとんどの外壁材に塗装を施すことが出来ます。
透明な塗料も出ていますので、既存の外壁の色を変えることなく、耐水性・防水性の効果をアップさせたいという方にもおすすめです。



⑤耐摩耗性(たいまもうせい)塗膜
耐摩耗性塗膜の特長は、摩擦によって塗膜が劣化しにくい効果があるということです。
高品質塗料に使用されている場合が多く、長期的に考えた場合、外壁などのメンテナンス費用を抑えることになります。
耐久性もシリコン塗料と比べて約2倍もあり、メンテナンス周期をできるだけ長くして費用を抑えたいという方におすすめです。



⑥防カビ・防藻性(ぼうもせい)塗膜
防カビ・防藻性塗膜の特長は、外壁劣化の1つでもあるカビや藻の繁殖を防ぐ効果があるということです。
日当たりの悪い面にある外壁は、カビや藻が発生しやすく、繁殖すると緑色に変色してしまいます。
全面に塗装をしなくとも、気になる壁面のみに塗装することで、その効果を実感することが出来るはずです。
外壁に発生したカビや藻が気になっている方におすすめです。


いかがでしょうか。
外壁塗装は金銭的負担が大きなリフォームとなるため、失敗することだけは避けたいものです。
塗料や塗膜の持つ機能について知識を持っていることは、納得した施工を受けることが出来るポイントの大きな1つとなります。

お気軽にお問い合わせください。
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